育毛・毛髪の不思議

当店では40年程前より育毛には力を入れてまいりました。故大門一夫先生に教えを得て、お客様の心配を払拭してまいりました。 何 なりとお申し付けくださればお応えできると考えています 。 当店で育毛の為に使用している品物は、多満喜の酵素入り洗浄剤で毛穴に溜まった皮脂の除去 をいたします。
シャンプーでは表面の汚れや、毛髪の汚れは取れますが、毛穴の中までは取れません。

その後ぽっかり開いた毛穴に、メニューaでは三恵製薬の育毛液(テタリス)を塗布してマッサージをいたします。
またメニューbの場合、メニューaプラス三恵製薬最強のテタリスクリーム(通常液の6倍濃い)を、毛穴に直接押し込みます、押し込むため非常に沢山の濃い育毛液が、毛根を伝わり毛球に入るため、育毛効果が早く感じられるでしょう。当店のおすすめです。

★☆★さてここかは、毛の疑問からご案内いたしましょう。★☆★

1毛は生きている、と言う人もいれば、死んでいる、という人もいます。さて、一体どらが本当なのでしょうか。

さー難しい問題ですね、生きている身体に生えていて、時々刻々伸びて行っているものですから生きている、
と言えば言えるし、血も神経もも通っていないことから考えれば、死んでいる、とも言えます。
でも一般的に、生きている、と言うことを、細胞が外から栄養を吸収して新陳代謝したり、分裂増殖したりすることだ、と定義すれば、毛の中には栄養を補給する血管は吸い上げる勿論ないし、皮膚の中から吸い上げる植物の導管のようなものもなく、皮質細胞自体が大きくなったり、分裂、増殖することもありませんから、やはり死んでいる、と言うべきでしょうね。

では毛根は生きているのか、と言うと、これもやはり死んでいます。根、という言葉をつかっても、毛根は草や木の根とは根本的にちがうのです。
草や木の根は地中から水分や栄養分を吸収して、それを植物全体に行きわたらせ、各部分の細胞がその栄養によって分裂増殖して成長してゆきます。
だから草木は根ごと引き抜いてしまうと、もうそこからは生えて来ません。しかし、毛は御存知ように、毛根ごと引き抜いても、また暫くすると、そこから同じ毛が生えて来ます。と言うことは、毛を作る場所は、私たちが毛根と呼んでいる部分のまだその下にあることを意味するのです。

つまり、毛が伸びる、と言うことは毛根のまだ下の部分で次々と毛になる新しい細胞が作られ、これが順々に送り出されてヒフの外に出てゆくことなのです。
この毛になる細胞を作り出す場所が、毛乳頭の周囲で、ここには毛細血管が入りこんでいます。
この毛乳頭という組織には毛母細胞という細胞があり、この細胞が毛の親細胞なのです。
この細胞が活動している限り、血管から栄養を吸収して、分裂増殖して毛を送り出していきます。
つまり毛の寿命とは、この組織が活動している期間のことで、これは人により三年、又は五年と言われているのです。
だから、毛で生きている部分、と言うのはこの組織だけです。大門一夫著毛髪百科引用

次回は、急に抜け毛が増えたと心配していらっしゃる中年のお客様へ、原因は何でしょうか、またどのような手当てをしたらよいかです。お楽しみに。